お金の管理ができる子になる、おこづかい帳のつけさせ方
あきのズボラ家計簿 番外編②
お金について子どもにどう教えたらいいのかと、子どもを持つ親なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
これから将来のあるわが子には、上手にお金を使える大人になってほしいと思うもの。
私は、「つけるだけで貯まる家計簿の書き方」の書籍(『1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿』)を出版し、全国から家計やお金に関する相談メールをたくさんいただいたり、それに答えたりしているのですが、その利用者の90%以上が、お子さんをお持ちの主婦の方です。
実際に家計を預かっている主婦である自分でさえ、日々の家計をどうすればいいのか分からないのに、子どもをお金づかいの上手な大人に育てることができるのだろうかと思いますよね。
そのような、子どもにお金の使い方を教えたいけど具体的にどう教えればいいのか分からないという方にオススメしたいのが、「ちょっぴり工夫したおこづかい帳」です。
「おこづかい帳」の対象年齢は、大きな数を使った足し算引き算ができるようになり、1円、5円、10円といった硬貨の種類が分かり、周囲の流行などに合わせて、あれが欲しいこれが欲しいというようになる10歳前後からが望ましいと考えられます。ただし、実際には、10歳になったら始めるというのではなく、お子さんの興味や発達段階に合わせて使い始める時期は工夫してみましょう。